ヨガスタジオの広告 | おすすめの方法と集客成功のコツを解説
ヨガスタジオ経営におけるよくあるお悩みで常に上位にあるのが『集客』です。
ホームページ、SEO/MEO対策、SNS、広告、YouTube、インフルエンサーなど、ヨガスタジオにとっての集客手段はたくさんありますが、大手ヨガスタジオでもない限りは、限られた経営資源のなかで全ての手段を実施することは難しく、いくつかの手段を選択して集中的におこなわざるを得ません。
上で列挙した集客手段のなかでも、広告は多くのヨガスタジオが期待する成果を得られる可能性が高く、実際に取り組んでいるヨガスタジオも多いでしょう。
しかし、せっかく広告費を捻出して広告を出しているものの、「ほとんどほったらかし」「成果の把握はなんとなく」「とりりあえず出してみるつもり」などといった状態に陥っていないでしょうか?
本記事では、『ヨガスタジオの広告』をテーマに下記の内容を解説していきます。
本記事では細かな広告運用の技術や設定方法については解説をしませんので、ヨガスタジオの広告集客における入門書としてご活用ください。
ヨガスタジオを経営されている方、ヨガスタジオの集客を担当されている方、これからヨガスタジオを開業する予定の方は、本記事を読んで、ヨガスタジオの広告集客の理解を深めましょう!
ヨガスタジオが広告を始める前にやるべきこと
それではさっそく本題に入っていきますが、実は広告を出す前にやっておくべき前準備があります。
これらをやらなくても広告を出すことはできますが、広告の費用対効果を高めたり、広告クリエイティブの質を上げるためにも必ずやって欲しいことです。
既に広告を出している方でも間に合いますので、一つずつ取り組んでみてください。
既存会員へのアンケート調査
一つ目に行うのは、既に自社のヨガスタジオに通って下さっている会員様へのアンケートです。
あなたのヨガスタジオの魅力を最も理解しているのは大切なお金を払って通って下さっている会員様です。実際にアンケートを実施してみると、自分たちが想像もしていなかったようなヨガスタジオの魅力をお客様が教えてくれることも多々あります。
アンケート作成には無料のフォーム作成ツールであるGoogleフォームがおすすめです。
アンケートの質問項目の作成に当たっての注意点は下記4つです。
・アンケートの目的を明示する
└例:ヨガスタジオのサービス向上のため
・回答方法はできるだけ選択式にする
└理由:記述式の回答は面倒なため回答率が下がる傾向があります
・都合の良い回答に誘導しない
└理由:自社に都合の良い回答に誘導しても本質的価値はゼロです
・質問数は多くても20問以内
└理由:質問数が多すぎると回答途中での離脱が起こりえます
本アンケート調査を通じて、既存のお客様が自社のどの部分に魅力を感じて通って下さっている方が多いかを把握して、広告クリエイティブやターゲット設定に活かしましょう。
会員継続率を高める
二つ目に行うことは、現在通って下さっているお客様の退会率を下げる施策を打つことです。
『退会率を下げる = 継続率を上げる』です。
一般的なフィットネス店舗では、入会1年後には約8割が退会しているというデータもあり、特に入会後3ヶ月が経過したあたりで退会者数が増え、来店頻度が週1回以下の顧客の退会率が上がりやすい傾向があります。
例えば、月会費1万円のヨガスタジオで、新規入会から6ヶ月で辞めてしまう場合と、12ヶ月で辞めてしまう場合を比較すると、一人の顧客から得られる売上には2倍の差があります。この一人の会員を獲得するために、広告費などの費用がかかっているため、継続率を上げることは一人当たりの会員から得られる売上・利益は増加します。
継続率を上げることによって得られるメリットは様々ありますが、まず会員一人当たりの売上・利益が増加し、それによって広告運用においてかけられる一人当たりの顧客獲得コストを多くかけられるようになります。
一人当たりの顧客獲得コストを多くかけられるということは、一人の会員を獲得するためにかけられる広告費が他社よりも多くなるため、広告集客における競争力が上がります。
広告面でのメリットだけでなく、ヨガスタジオの経営の安定性も高まりますので、継続率を上げるための施策は積極的に実施しましょう。
まずは過去の自社のデータの見直しを行い、会員の平均継続期間を算出することから始めてみましょう。
他のヨガスタジオにない強みの確立
三つ目に行うことは、よく言われることではありますが競合優位性の確立(差別化)です。
競合優位性という観点における理想の状態は、「他より料金が高くても、立地が悪くても、とにかくこのヨガスタジオが良い!」という理由で選ばれるヨガスタジオになることです。なぜなら、他のヨガスタジオと比較検討されることなく選んでもらえるからです。
身近な例で言うと、「スマホが欲しいのではなくiPhoneが欲しい」という状態です。
ただ、上記のような状態を作るのは高度なブランディングの領域であり、非常に難易度が高く実現困難だからこそ、他社との分かりやすい違いを作る競合優位性(差別化)が必要になります。
では、競合優位性の確立とは言っても、「具体的にどうすればいいの?」「どうやって差別化を図ればいいの?」「誰と比べて差別化ができているといいの?」となりますよね。
例えば、下記の要素や要素同士の掛け合わせで、他社よりも優れていれば立派な競争優位性になります。
・指導歴10年以上のインストラクターのみ在籍
└インストラクターの質を重視している人向け
・少人数制レッスンだから行き届いた指導ができる
└細かなポーズの指導をしてもらいたい人向け
・1回のレッスン時間が短いので隙間時間に通える
└隙間時間でもヨガがやりたい人向け
・初心者向けのレッスンが充実している
└ヨガを初めてやる人向け
・近隣エリアでは最も歴史のあるヨガスタジオ
└安心感のあるヨガスタジオを選びたい人向け
渋谷でヨガをやりたい方にとっては、渋谷にあるヨガスタジオが比較対象になります。
渋谷で運動不足を解消できるお店を探している方にとっては、ピラティススタジオやフィットネスジムも選択肢に入るため、ヨガスタジオだけでなくこれらの店舗も比較対象になります。
このように競合にも色々な捉え方がありますが、まずは近隣エリアのヨガスタジオを直接的な競合と定義して、競合のスタジオの料金プランやクラススケジュール、サービス内容、インストラクターなど、項目ごとに1店舗ずつリスト化していきましょう。GoogleビジネスプロフィールやSNSに書かれている他店の口コミも参考になります。
これらの情報を集めたうえで、あなたのヨガスタジオのお客様に対して実施したアンケート結果や上記の基本情報の比較を行っていくと、『うちのヨガスタジオはここが違う!』と言えるポイントがきっと見えてくるでしょう。
他のヨガスタジオにはない強み = あなたのヨガスタジオが選ばれる理由を確立すると、広告集客のクリエイティブ作成にも活かすことができ、費用対効果の高い広告集客への一歩となります。
ヨガスタジオが広告集客を行うメリット・デメリット
ここからは様々な集客方法があるなかでヨガスタジオが広告で集客をおこなうメリットとデメリットを解説します。
広告はあくまでも集客の手段の一つに過ぎません。
広告のメリット・デメリットをしっかりと理解して、ホームページのSEO対策やMEO対策、SNS運用など、広告と同じように集客が目的でありながらも無料で行える手段との比較もしたうえで、最終的に判断することをおすすめします。
ヨガスタジオが広告集客を行うメリット
まずはヨガスタジオが広告集客を行うメリットを3つご紹介します。
① 早く集客ができる
まず第一に広告は広告費を支払えば、すぐに狙ったユーザーに届けることができるという点で、早い段階で集客成果をあげられる可能性があります。
例えば、ホームページを作成したり、SNSのアカウントを作成しても、定期的な更新をし続けて集客効果が出始めるまでに数ヶ月や1年以上かかりますが、広告ではそのプロセスを省くことができます。
短期的に集客成果を出せる可能性があるのは、費用を支払って出稿する広告ならではのメリットです。
② 集客数がアップする
一つ目と被る部分もありますが、広告経由でのコンバージョン発生により集客数のアップが見込めます。
既に取り組んできた集客方法とは違った広告媒体を活用すると、これまでの集客方法ではリーチできていなかった顧客層に、あなたのヨガスタジオを知ってもらえる可能性があります。
有料・無料を問わず、いま現在実施している集客施策が「誰に届いているのか」を分析しておくことで、届けられる範囲を集客施策によって使い分けることができ、さまざまなユーザーに届けられる可能性が広がります。
③ 知名度がアップする
広告には、コンバージョン(来店予約 etc…)を狙うことに有用な広告媒体と、認知度をアップすることに有用な広告媒体があります。
もちろん、認知度をアップする広告も最終的な目的はコンバージョンではありますが、コンバージョン導線を持たない広告は、基本的には認知アップのための広告と捉えて問題ありません。
既に知られている企業やサービスと知られていない場合を比較すると、前者の方が選ばれやすい傾向がありますので、認知度をアップすることでコンバージョン広告のクリック率が上がり、結果的にCPA(顧客獲得単価)が下がるというメリットがあります。
ヨガスタジオが広告集客を行うデメリット
次は、ヨガスタジオが広告集客を行うデメリットを3つご紹介します。
① 広告費がかかる
まず、広告は出稿するために広告費がかかり、結果が出ようが出なかろうが広告費はかかるというケースがほとんどです。
リスティング広告はクリックごとに費用が発生しますし、Facebook/Instagram広告はクリックまたはインプレッションごとに費用が発生する仕組みになっています。
アフィリエイト広告のようにコンバージョンが発生した場合のみ費用が発生するという広告媒体もありますが、基本的には広告の運用によって費用対効果を高めていくことが重要になってきます。
② 手間と時間がかかる
二つ目は広告運用には手間と時間がかかるということです。
ヨガスタジオを経営していて、定期的に自分のレッスンも持たれているような場合ですと、様々な業務を同時並行でおこなうため、広告運用に多くの時間をかけられないですよね。
運用型のWEB広告の場合は、最初に広告の設定をおこなった後も、数値分析をおこないながら継続的な改善をし続ける必要がありますので、手間と時間がかかります。
また、専門知識も多く求められるので、最低限の知識を習得するにも時間はかかります。
③ 運用の腕で成否が分かれる
デメリットの三つ目は、広告運用の腕次第で成果に差が出るという点です。
デメリット②でもお伝えしたように、リスティング広告やSNS広告などの運用型WEB広告は分析と改善が肝になります。
間違ったターゲットに間違った広告クリエイティブで広告を配信してしまうと、広告費に見合った成果が得られないというケースも起こりえますので、間違いに素早く気付いてすぐに改善するというサイクルを繰り返していく結果、徐々に効果の出やすい広告の出し方が見えてきます。
成果の出やすい広告の出し方は商材や業界ごとに共通する部分も多いですが、ヨガスタジオとは言っても、立地や料金やウェブサイト内容も各社異なりますので、基本的には個別に広告の最適解を見つけていくプロセスを踏みます。
もし、自分でやるのが難しい場合には、広告代理店に丸投げしてプロに運用を任せてしまうのも一つの手でしょう。
ヨガスタジオの広告 | おすすめの8つの方法
ここからは実際にヨガスタジオでやるならおすすめの広告手法を8つご紹介します。
世の中にはさまざまなビジネス形態がありますが、そのなかの店舗ビジネスの中のヨガスタジオとなりますので、店舗やヨガスタジオと相性の良い広告もありますし、ヨガ業界に特化している集客方法もあります。
オンライン広告もオフライン広告も含めてご紹介していきますので、ご自身のヨガスタジオに合った広告手法を探す際にお役立てください。
① リスティング広告
まず最初にご紹介するのはリスティング広告は、最も代表的なオンライン広告手法であり、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンと連動した広告になります。
リスティング広告の特長は、ユーザーが検索するキーワードに対して広告を表示するため、ニーズが顕在化しているユーザーにリーチできるためコンバージョンに直結しやすいことです。
特にGoogleは国内の検索エンジンの約75%のシェアを誇っていますので、リスティング広告を出すならGoogleは外せないでしょう。
② Facebook / Instagram広告
2つ目にご紹介するのはSNS広告の代表格のFacebook / Instagram広告です。FacebookとInstagramはそれぞれ異なるSNSではありますが、どちらもアメリカのMeta社が運営しているサービスなので、一つの広告管理アカウントで両方のSNSに広告を出稿することも可能です。
最初にご紹介したGoogleとMetaの2社は、アメリカのネット広告市場の売上の約50%のシェアを持っており、SNSによってターゲットや商材による親和性はもちろんあるものの、Facebook / Instagramは優先度高く出稿を検討すべきSNS広告媒体になります。
リスティング広告と比較すると、Facebook / Instagram広告の方が細かなターゲット設定ができるという利点があり、また画像や動画ベースでの広告クリエイティブを作成するため、ヨガスタジオのような視覚的に魅力を伝えられる商材との相性も良いでしょう。
③ チラシ・ポスティング
3つ目にご紹介するチラシ・ポスティングはオフラインでの広告手法になります。
オフラインの広告手法でありながら、チラシ・ポスティングの場合は効果検証・改善が行いやすいのが利点です。
チラシの配布枚数や配布エリアからの成果地点(体験予約 etc…)を計測できるだけでなく、パラメーター付きQRとアクセス解析ツールを使うことで、チラシを手にした人がどの部分に興味を持ったのかを調べることができます。
下記の関連記事でチラシ集客について詳しく解説しています。
パーソナルジム向けですがヨガスタジオとの共通点も多いため、参考にしていただけると思います。
④ 予約サイト掲載
4つ目にご紹介するのは少し毛色の異なるオンライン広告の一つである予約サイトへの掲載です。
ホットペッパービューティーは美容サロンのイメージが強いですが、ヨガスタジオでも掲載することができます。ただ、ホットペッパービューティーの場合は月額費用がかかるため掲載にあたっては慎重に検討しましょう。
他には、GYYMというフィットネス業界に特化した予約サービスもあり、こちらは初期費用や月額費用が0円で完全成果報酬型での集客ができます。
こういった予約サイトは手数料がかかってしまいますが、自社で集客をする場合にも広告費はかかりますし、予約サイト側で負担している広告費によって認知度アップに繋がるという側面もあります。
成果報酬型での集客をおこないたいヨガスタジオにはありがたいサービスです。
⑤ メディア掲載
5つ目にご紹介するのはヨガメディアへの掲載です。
一つ前にご紹介した予約サイト掲載と同じでは?と思った方もいらっしゃると思いますが、メディアへの掲載の場合はお客様から直接予約が入る訳ではありません。こちらは、ヨガスタジオを探している方が効率的に探せるようにヨガスタジオ情報をまとめて掲載するWEBメディアです。
YOGA ROOMというメディアの場合ですと、無料でヨガスタジオの情報を掲載することができますし、費用を支払うことで写真やクーポンなどの情報を充実させることもできます。
まずは認知してもらわなければ来店していただけることもありませんので、無料プランのみでも掲載しておくことをおすすめします。
⑥ アフィリエイト広告
6つ目にご紹介するのはオンライン広告の一つであるアフィリエイト広告です。
アフィリエイト広告の特長は、自分で決めた成果地点に到達した場合のみ費用を支払う成果報酬型の広告であることです。
ヨガスタジオでアフィリエイト広告を利用している企業を調べると、成果地点を体験予約に設定しているところが多いので、同じように利用した場合には体験予約が発生するごとに費用を支払うこととなります。
さまざまなブログやWEBメディア上で自分のヨガスタジオを紹介してもらえますので、認知度アップをしながら体験予約を獲得できる可能性がありますので、ヨガスタジオにとってはメリットの多い広告手法です。
注意点は、アフィリエイト広告自体は成果報酬型ですが、アフィリエイト広告を始めるにあたり契約するASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)によっては、初期費用や月額費用がかかる場合があります。
⑦ 看板広告
7つ目にご紹介するのはオフライン広告の一つである看板広告です。
大手のヨガスタジオが駅のホームや駅構内、電車内に出稿しているのを見かけたことがあるのではないでしょうか。
駅に看板を出すメリットは、人が多く集まる場所に看板を出すため認知度が上がり、かつ「駅の近くにヨガスタジオがあるのか」という認知をしてもらえることです。
看板広告は費用が高いのではと思われるかもしれませんが、駅によって料金が異なりますので、駅の規模や看板を出す場所によっては数万円から出稿できる場合もありますので、興味がある場合は、ご自身のヨガスタジオの最寄り駅の料金を確認してみましょう。
⑧ 店頭ボード・チラシ
最後にご紹介するのもオフライン広告の一つである、店頭ボード・チラシの設置です。
特に視認性の高い路面店の場合、店頭ボードは最初の制作費用はかかりますが、制作後の設置に対しての費用は基本的には発生しないため、投資回収も早く必須の広告手段になります。
また、路面店以外の空中階や地下でヨガスタジオを開業されている場合でも、店舗の入り口の前を人が通る可能性があるならば、店頭ボードの設置はおすすめです。
店頭ボードに加えて、入口のドア付近にいつでもチラシが取れるように設置しておくことで、ヨガスタジオの定休日や営業時間外であっても、たまたま通りかかった方にチラシを手に取ってもらえる可能性があります。
店頭ボード・チラシ設置は費用があまりかからない広告施策になりますので、条件に合致する場合には実施しておきましょう。加えて、来店時のアンケートに来店動機の質問項目を加えておくことで、広告効果の検証もできます。
ヨガスタジオが広告集客で成功するためのコツ
ここまで、ヨガスタジオが広告集客を行ううえでの具体的な手法や事前にやることをお伝えしてきました。
ここからは広告集客を成功に導くうえでのコツを3つご紹介していきます。
どんな企業でもヨガスタジオ1店舗あたりにかけられる広告費は限られていると思いますので、限られた予算と時間の中で、広告でしっかりと成果をあげるためにも、これからご紹介する3つは必ず実践しましょう。
広告で得たい成果を定義する
1つ目にやっていただきたいことは、広告を通じて得たい成果を定義することです。
ヨガスタジオとしての会員数や売上の目標を作っていると思いますが、それと同じように広告で得たい成果の目標も設定しておきましょう。
目標の作り方の例としては、「広告費を月間5万円かけて10人の体験予約を獲得したい」といったものでも構いません。この場合、一人の体験予約獲得に必要な広告費(CPA)が5,000円となります。
オープンを控えたヨガスタジオの例であれば、会員数の目標を100名と設定して、100名を獲得するために必要な広告費を算出することもできます。
まずは目標を立てたうえで、1ヶ月後に広告を出稿してみた結果との差分を必ず見直して、目標の微調整も随時行っていきましょう。
ペルソナを明確に設定する
2つ目にやっていただきたいことは、広告を通じて獲得したいペルソナ(ターゲット)を明確に設定しておくことです。
老若男女に通ってもらえるヨガスタジオだからという理由で、ペルソナを設定しないで広告出稿を始めると、広告で発信する内容がブレブレになり、結果的に誰にも刺さらない広告が出来上がってしまいます。
実際に老若男女に通っていただけるヨガスタジオであったとしても、この広告では20~30代の女性をターゲットにすると決めてから、広告クリエイティブを作成すると具体的なメッセージを発信することができます。
例えば、ヨガスタジオの最寄駅から3分のマンションで一人暮らしをしている美容師の25歳の女性というくらいに細かくペルソナを定義しても構いません。
リスティング広告やSNS広告は細かくターゲット設定ができますので、いま現在ヨガスタジオに通って下さっている会員様のなかで、最も多いボリュームゾーンをペルソナとして設定し、それに合わせたターゲット設定を広告上でおこなうのも一つの手です。
継続的に広告の分析・改善を行う
最後になりますが、広告出稿を始めたら分析・改善は欠かさず行ってください。
広告はお金さえ払えばお客様が来るものではなく、特に運用型広告の場合はホームページやSNSの運用と同じく、分析と改善をし続けることが必要になります。
例えば、広告経由での月間の会員獲得目標が10名だとすると、1人の体験予約獲得にかかる費用が5,000円の場合と10,000円の場合では、月間の広告費は、前者が50,000円で後者は100,000円となり2倍の差が出ます。
もちろん、広告費の月間予算の上限を設定できますので、結果的に2倍の広告費がかかっちゃったということは起こりえませんが、目標の会員数を早く達成するためにも、広告の費用対効果を高めるための分析・改善には必ず取り組みましょう。
ヨガスタジオの広告運用ならエフアドへ!
今回はヨガスタジオの広告をテーマにした記事を執筆しましたがいかがでしたか?
記事内でご紹介してきたリスティング広告やFacebook / Instagram広告をはじめとする広告手法は、しっかりと分析・改善をして運用していけば、ヨガスタジオの集客の大きな手助けとなります。
一方で、記事内でもご説明した通り、広告運用には一定の専門知識を習得したうえで手間と時間もかかってしまうため、「広告をどう分析してどこを改善すれば良いのかが分からない」といったこともあります。
ヨガスタジオの広告運用や集客でお悩みの方は、是非フィットネス専門の広告代理店であるエフアドの無料相談をご利用ください。
無料相談では、ヨガスタジオの広告集客における課題や疑問をお伺いして、これまでに当社でご支援させていただいたフィットネスジムの広告事例をもとにしたお客様に最適なアドバイスを致します。
※ご希望のお客様には現在運用中の広告アカウントの無料診断もさせていただきます。